「レース」
 練りゴムだけではなく鉄筆を使った表現です。
 今度は最初に鉄筆で溝を入れて
 後からその部分が白く浮くような抜き方です。

 まず、大まかにレースの(ここではカーテン)の
 輪郭を描きますが、細かい模様は省略します。
 レースの感じを出すために鉄筆で格子模様に
 溝を付けます。
 実際では溝は見えませんので
 鉛筆で模様を入れました。この格子模様が
 あとで白く抜いたように見えるわけです。
 かなり根気がいる作業ですが、
 カーテンが波打ってる曲線とほぼ平行に
 溝を入れていきます。
 先ほど入れた溝の上をHB,Fの鉛筆を
 寝かせてトーンを付けます。
 まだメリハリを付けてなく均一なトーンです。
 花の模様はまだ白く残したままでいいのですが
 付けたトーンよりも暗い部分を画面に入れないと
 レースの白い感じが出ませんので
 バックを暗くするといいと思います。
 奥に回りこんだ部分を暗くして
 出ている部分を明るくします。
 カーテンが重なっている部分は練りゴムで
 抜いて感じを出します。
 ここでは花の模様には力を入れていません。

 Fの鉛筆を重ねて落ち着かせたら
 最後にBの鉛筆でバックを暗く落とします。
 バックが明るいとレースの白さが
 引き立ちませんので
 カーテンの一番暗いところよりも
 更に暗くして完成です。
使用した鉛筆はF,HB,Bの3種類です